患者さん紹介

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奥田ベル ゴールデン レトリバー

写真:奥田ベル

ベルは7歳を過ぎた頃から病気にかかる事が多くなりました。
子宮蓄膿症や耳血腫などの手術も他院で受けてきました。
ただ皮膚に関してはなかなか症状が改善せず悩んでいたところ、皮膚の病気に力を入れている北川犬猫病院を知りました。 最初に病院を訪れた時、ベルの毛は抜け落ち薄くなり毛艶も悪く「この子本当にゴールデン?」という状態でした。(写真1)特に尻尾はねずみのしっぽのように細くなり、鼻の周りまで毛が抜けてしまっていました。(写真2,3)早苗先生に診察してもらい、まずは甲状腺ホルモンの検査をする事になりました。結果は特に問題は無く、ここでは原因を特定する事はできませんでした。そこで早苗先生の勧めで亜鉛のサプリメントを飲ませてみる事になりました。以前通っていた動物病院ではいつも注射を打たれるか薬を処方されるのが普通だったので、サプリメントで毛が生えるのかと半信半疑でしたが、これが見事に効果を発揮! 気がつけば以前のふさふさモコモコのベルに復活していました。 私たちも早苗先生もとても喜んだのですが・・・
今度は増えすぎた毛のせいなのか再発性の膿皮症に悩まされる事になってしまいました。 急性湿疹で皮膚が真っ赤にただれてしまって病院に駆け込んだ事も何度か・・・
その後食物アレルギーの検査もしたのですがオールクリア(笑) ここで何か引っかかれば対処法が分かるかも!と思ったのですが、結果は空振りに終わりました。
今でも原因ははっきりしませんが、毎日の父の丁寧な患部の消毒と塗り薬(父はこの薬に絶大な信頼を寄せています)の効果なのか以前のように酷くなる事は少なくなりました。皮膚の為にご自慢(?)のフサフサな毛もトリマーさんに短くカットしてもらい蒸れないように気をつけています。でもこのショートカットが結構好評です。
また、早苗先生にアドバイスを受け、肘を直接掻かないように犬用の洋服に袖を付けるなどの工夫もしています。
そして一昨年の夏には脾臓摘出という手術も受けました。
最初は下痢をして少し元気が無い位の症状で診てもらったと思うのですが、エコー検査で脾臓に腫瘍らしきものが見つかり、その後も何カ月か様子を観察していたのですが、やはり腫瘍が大きくなっていて破裂する可能性もあるとの事で摘出手術を受ける事になりました。
手術をしてみるとすでに少し破裂して出血もしていたそうで、非常に危険な状態でした。
取りだした腫瘍もどす黒く「おそらく悪性でしょう」との事で、がんの種類によっては余命数カ月という事もあると告げられショックを受けたのですが、なんと病理検査の結果は良性! 執刀してくださった仁木先生もとても驚いていられましたが、本当に嬉しかったです。それからも歯茎の色をチェックするなどして健康状態には気をつけています。
今現在は中耳炎の治療でほぼ毎週通院しています。早苗先生にも「この耳には手を出したくなかった・・・」と言われる程の困った耳です。本当は麻酔をかけて内視鏡を奥まで入れて洗浄した方が有効なのだそうですが、高齢な事もあって何度も麻酔をかけるのはどうかな・・・と悩んでいるところです。
ただ膿が溜まると痛くて部屋の隅に隠れてしまい可哀想なので、酷くならないようになるべく週に一度は洗浄してもらうようにしています。
病気のデパートのようなベルですが、これからも温かい先生方や可愛がってくださるスタッフの皆さんに支えられて、少しでも長生きできるように私たち家族も努力していきたいと思います。
今後ともベルと奥田家をよろしくお願いします!!

獣医師のコメント

再発性膿皮症の原因には、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどのアレルギー性疾患や、甲状腺ホルモンの低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング病)などのホルモン性疾患などがあります。最近は、抗生物質に耐性をしめす細菌による皮膚の感染症や中耳炎も多く、 飼い主や獣医の悩みの種です。奥田家はベルちゃんの皮膚をとても良く管理しています。 いつも毛を短くカットして病変を早期に発見し対応しているので、ひどい状熊になるのを免れています。

三枝早苗


細くなってしまった尾

鼻の上の脱毛

粗い毛並み


細くなってしまった尾

鼻の上の脱毛

粗い毛並み


西山 ラフ  アメリカンコッカースパニエル オス H22,5,13生

写真:西山 ラフ

我が家に初めてわんこがやってきたのはH22.7.19 アメリカンコッカースパニエルのオス、名前は「ラフ」です。ころころと可愛らしくすぐに家族の一員になりました。
よく食べ 元気に走り回って過ごしていたのですが 2歳になる前ころから耳の調子が悪く近くの動物病院に通うことになりました。外耳炎といわれ洗浄と投薬で治療していたのですが、耳の穴の手前にイボのようなものができ、だんだんと穴がふさがってきました。「この子は耳の中のヒダが多いから穴が小さくなってきている、外耳炎は長くかかるから・・・・」と言われ洗浄と投薬を半年間続けていましたがなかなかよくならず 耳の縦穴部分を切開手術することを勧められました。ここを切開したら空気が入り炎症が抑えられるといわれていました。これでよくなると安心して迎えた手術当日、先生から電話がありました。「中をよく見てみたらもう手術不可能でした。このまま投薬治療を続けますがそのうち聞こえなくなります。聞こえなくなる前に痛みがひどくなるので投薬でごまかしながら治療しますが、後々は耳を取る手術をしなければいけません。」と言われました。全く意味が分からず、ただただ呆然とし電話を切りました。聞こえなくなるだけではなく、耳を取る手術なんて聞いてなかったので何が起こったのかわからないでいました。
翌日 説明を受けたのですが、耳の全摘という説明でした。そういう外科手術があることも、ラフがそこまで悪くなっていることも全く知らずにいたので、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。その後も何とかならないか聞いてみたのですが答えは同じでした。

とにかく今の状態を少しでも保てるように、耳の洗浄をしなくてはと洗浄薬を探そうとネットで洗浄薬を見ていたところ、購入者のコメント欄に「家の犬はゴールデンレトリバーで外耳炎を繰り返していましたが、最新の内視鏡治療でとてもよくなりました。国内には十数台しかない内視鏡らしいです。別の病院では外科手術されていたことでしょう。」と書いてありました。最新の内視鏡!!まさかそんなものがあるなんて、もしかしたらラフも治るかもしれない!!と、その後更に検索しました。
「最新内視鏡治療」「獣医最新治療」「獣医内視鏡」・・・・などいろいろな言葉で検索したところ、その内視鏡が「オトスコープ」だということがわかり、更に検索すると、「北川犬猫病院」にたどり着きました。
ホームページを見てみると同じコッカースパニエルの子が同じような症状で治療したことを知りました。「ラフも助かるかもしれない!!」と興奮してしまいました。すぐに北川犬猫病院に連絡すると、突然のことにもかかわらず、とても丁寧に対応していただきました。事情を話すと、まず長崎からの連絡にとても驚かれていましたが、ひとつひとつ聞いていただきました。
アレルギー体質から耳が腫れているかもしれないので治るかもしれないが、診察してみないとはっきりと答えられないし、長崎から診察にくるのも時間的に無理かもしれないとのことでした。私たちはすぐにでも行こうと思っていたのですが、落ち着いて考えてみるとかなり難しいことがわかりました。でもどうしても助けて欲しくて相談しました。三枝先生も本当に親身になって対応してくださりいろいろな方法を考えてくださいました。
九州内でオトスコープを持っている獣医さんを探してくださり、先生ご自身に連絡を取っていただき、そちらに診察に行くことになりました。これで何とかなるかもしれないと思っていたのですが、診察結果は、以前地元の獣医さんが判断したのと同じで、耳の全摘外科手術しかないとのことでした。治ると期待一杯で行っていたので、その言葉を聞いた瞬間、目の前が真っ暗になり倒れてしまうほどでした。
しかし、どうしてもあきらめきれず、また三枝先生に相談しました。お忙しい中、時間をつくってくださり、何度も話を聞いていただきました。東京に連れて行くので1度見て欲しいとお願いしたところ
快く承諾してくださりました。とにかく耳の穴が開かないことには診察できないので、まずは薬で少しでも穴を開いてからの診察になりました。1か月後に予約を入れていただき診察を待つことになりました。薬を飲み始めるとだんだんと穴が開いてきました。薬の効果にとても驚いたのですが何よりも嬉しかったのが、寝てばかりで音に反応しなかったラフが、お気に入りのおもちゃで遊び始め、音に反応し始めたのです。表情が豊になり以前のラフに戻ったようでした。その姿に家族でとても喜びました。
先生にはEメールで耳の画像(写真1)を添付し状況を報告したりしましたが、先生は忙しい中にも関わらず電話やメールで連絡をとっていただきました。まだ、一度も会ったこともない私たちにとても親身に対応していただきました。
数日後先生から「一度の診察では治療は難しいので、短期集中治療で1ヶ月入院するのはどうでしょう?合宿だと思って預けてもらえないでしょうか」と言っていただきました。とても嬉しい言葉でした。甘えん坊のラフなので不安は少しありましたが、先生になら預けても大丈夫!と今までのやりとりで安心して預けられると確信していましたので、お世話になることにしました。
長崎から車で片道1200kmの道のりを走り、なんとか無事に病院に到着しました。初めてお会いする先生やスタッフの皆さんも、優しい笑顔で迎えてくださり安心して預けられると改めて思いました。
入院生活はどうなることかと思っていたのですが、人なつっこいラフなので先生やスタッフの皆さんに可愛がっていただけそうで何とか過ごすことができるのではないかと思いました。
肝心の耳は最初見た限りでは大丈夫だろうとのことでしたが、中を見てみると鼓膜や骨も無いほどにとてもひどい状態だということでした。(写真2,3)先生もこの若さでどうしてここまでひどくなるのだろうと頭を悩まされていました。私たちもそこまでひどくなっているとは知らず、可哀想なことをしてしまったと悔やんでばかりでした。それでも先生は、外科的処置はせずに内科的治療を進めますと言ってくださり、とてもすくわれました。アレルギー体質が関係していること、外耳炎ではなく中耳炎になっていることなど、全く知らなかったことを教えていただきました。
治療は、耳の中の腫れが引き、膿が止まることが目標となりました。なかなかひかない腫れは、やっかいな耐性菌によるものでした。しかし、その菌に対しても、薬を探していただきながら試行錯誤で対応策を考えてくださいました。
毎回治療を嫌がるラフを、優しくなだめて診察してくださったり、アレルギー対応のフードを食べず悩ませてしまったり、散歩に何度も連れ出してくださったりとたくさんのご迷惑をかけているのにもかかわらず、大丈夫ですよ!ラフちゃんも頑張っていますからみんなでお世話しています。と優しく言ってくださり感謝の気持ちでいっぱいでした。
メールや電話での近況報告は、山あり谷ありの連続でした。なかなか引かない腫れと止まらない膿に毎回どうなるんだろうと心配していたのですが、先生方の根気強い治療の成果が徐々に出始め、耳道は少しずつきれいになり以前と比べると驚くほどいい状態になってきました。しかし、腫れは退いたり、また腫れたりの繰り返しで、「退院予定日には間に合わないようです。」との連絡がありました。先生も 「飼い主の元へ早く返してあげたい気持ちと獣医として膿がおさまってから退院させないといけないとの思いが葛藤しています。」と話してくださりました。今の状態では帰ってきてからのケアなど難しいので更に2週間延長して治療してもらうことになりましたが、耳の状態としては腫れが退いても鼓膜も骨も無いので、このままの状態を維持していくことしかないと言われました。それでも以前の状態からは考えられないほど良くなっているし、耳の全摘手術を免れられるのなら今の状態を維持していこうと思っていました。
退院前の最後のオトスコープの日、先生から嬉しい連絡がはいりました。
「西山さん!ラフちゃんの鼓膜が再生していますよ!!血管も確認しましたよ」(写真4)と、びっくりする連絡でした。先生・スタッフの皆さんのおかげで奇跡が起きたのです!
もう受話器を持ったまま飛び上がるほどうれしかったです。
家族みんなでとても喜び、ついにお迎えの日を迎えました。
1か月半ぶりに会うラフはとても元気で、しっぽを振り駆け寄ってきました。 先生・スタッフの皆様も笑顔で迎えてくださり、「ラフちゃん頑張ったかいがありましたね!良かったですね 」と声をかけてくださいました。

長い間お世話をしてくださった北川犬猫病院の皆様には、言葉では表現できないくらい感謝しています。
本当に出会えて良かったと心から思っています。ありがとうございました。

ラフは家に戻ってからも、とても元気です。大好きな散歩に行くと嬉しそうに走り回っています。
先生に治していただいた耳をまた再発させないようにケアをしていきたいと思っています。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。?

きっと他にも、同じように悩んでいる方がいらっしゃるのではと思います。ぜひ先生に相談してみてください。道が開けると思います。

獣医師のコメント

長崎~東京 1200kmを超えて愛犬を連れてきた飼い主の治してあげたいと言う気持ちに敬服します。
憂うべきは、耳炎が治り難いとすぐに外科手術を勧める獣医の早計さです。
難治性の耳炎にであったら、まずその原因を探るべきです。原因不明のものも多々ありますが、考えられる増悪因子をひとつずつ除去し、根気強く治療を継続し耳道の開通と鼓膜の再生をはかる努力を惜しまないことです。

三枝早苗


E-mail で送られてきた耳の画像

荒廃した鼓膜周辺のオトスコープ所見


E-mail で送られてきた耳の画像

荒廃した鼓膜周辺のオトスコープ所見


狭窄した耳道のオトスコープ所見

再生した鼓膜のオトスコープ所見


狭窄した耳道のオトスコープ所見

再生した鼓膜のオトスコープ所見


石川テディ 平成10年11月18日生まれ M.ダックス レッド

写真:石川テディ

テディは基本的に健康体ですが、軽度のアレルギーがあります(><。)抗アレルギー薬を投与していましたが、春から秋にかけてシャンプーの回数を増やすことで今では薬も飲まずに頑張っています(^^)vただ、口の周りがかなり痒いようで、段差のある角を上手に使って声を出しながらボリボリと掻いています・・・。 そして困ったことに、全身麻酔をかけるとアレルギー反応が出て全身ボコボコに殴られたように腫れてしまうのです(><。)これから先、手術の時は先生方に神経を使わせてしまいますネ・・・ごめんなさい。

まだまだ悩みが一つ、二つほど。
毎日出るウンチ君。朝起きてウンチ、ご飯食べてウンチ、水飲んでウンチ、遊んでウンチ。なんと一日に出る回数6~7回!朝から晩までウンチしています。ちなみにご飯はアレルギー食「皮膚アシストFP」です。
もう一つの悩みは、犬のくせに犬嫌いなこと(><。)家族以外の人間も駄目。小さい時に人やワンちゃん達と接しなかった事が原因でしょうか???テディに「誰が悪い?」と訊ねたら「飼い主が悪い」と・・・(反省)

北川犬猫病院に行った時は、赤頭巾で顔を隠して診察待ちしています(恥)
でも我が家では大の人気者、テディ。表情豊かで家族みんなを明るくしてくれるテディ(^―^)v
テディを見かけたら近寄らず、触らず、知らんぷりで・・・優しい気持ちで見守ってあげて下さいネ!!


石川ムック 平成9年6月2日生まれ M.ダックス ブラック・タン

写真:石川ムック

ムックが我が家に来て10年経ちました。ムックは家族に病気を抱えていることを内緒で来たのです。本当に困ったムック(><。)

原因不明の咳、痰、呼吸困難に悩まされ、病院を転々としました。大学病院で検査、入院治療もしましたが原因も分からず完治することも無く大学病院の先生もお手上げ状態でした・・・。そして4年目にしてたどり着いたのが北川動物病院。副院長の三枝早苗先生(現在北川犬猫病院院長)がムック担当でした。4年間も原因不明の病気で苦しんでいたムックの咳の原因は・・・なんと幼少時に多いケンネルコフに感染、Bordetella bronchiseptica(萎縮性鼻炎)の抗体がムックの体の中に認められたのでした(通常は豚が感染することが多い)。ムックは豚??というのは冗談です。完治することはありませんが原因が分かり、咳、痰、呼吸困難を繰り返してはいますが三枝先生の適切な治療を受けているお蔭で今も元気一杯頑張っています。

北川犬猫病院に行くと目は虚ろでトローンとし、動くことなく静止状態でいるので三枝先生に「銅像犬」と呼ばれています。スタッフの皆さんには「たそがれムック」と呼ばれ、良いんだか悪いんだか??でも皆さんに可愛がられています(^―^)v去勢をしてからは性格が変貌し、たそがれムックを卒業させられてしまいましたが、銅像犬は今でも変わりません。これからも一杯お世話になると思いますが、北川犬猫病院がなくては生きていけないムックです。どうぞ末長くよろしくネ。

北川犬猫病院は三枝早苗先生はじめ皆さん優しい先生ばかり。スタッフの皆さんも親切で良い人ばかり。最高のホームドクターに出逢えて感謝、感謝です!!

そして最後にムックから院長 三枝早苗先生へ

僕ムックの遺言

僕ムックはまだまだ北川犬猫病院にお世話になると思います。
突然具合が悪くなることもいっぱいあるけど他の病院には絶対に行きません。
時間外でも、どんなに苦しくても診てもらうまで待ちます。
どうか最後まで僕をよろしくお願いします(^-^)v

獣医師のコメント

仔犬の時にケンネルコフになっても順調な発育をすれば免疫を獲得して回復するのですが、ムックちゃんの場合それを10年以上も引きずっています。現在も毎日痰が切れずに咳をし、時々肺炎にもなっています。薬も12年間欠かしたことがありません。飼育が大変几帳面な方で咳の記録と投薬を1日も休まずきちんと行っているので、ムックちゃんは何とか頑張っています。でもいつ痰が詰まってしまうか、私もおちおち寝ていられません。

三枝早苗


平田リップ 平成6年9月24日生まれ M.ダックス レッド

写真:平田リップ

M.ダックスだけどカニンヘンみたいな小さなリップ!14歳になるお婆ちゃん犬です(^-^)v若い頃は、咬むは吠えるはのじゃじゃ馬娘。そんな病気とは無縁だったリップですが、ある日突然起きた発作にビックリ!身体の硬直、瞬きをせず一点を見つめ、震え・・・これが始まりで、季節の変わり目に発作は起きました。いろいろと検査をしても異常は見つからず、暫くは発作が起きては病院通いの繰り返しでした。その後、軽度の癲癇(てんかん)と診断され、今も発作が起きるたびに北川犬猫病院に通院しています。

歳の割には食欲モリモリ、骨も丈夫で、癲癇お婆さんだけど、一生懸命に頑張って生きています。私たち家族を和ませてくれる小さくて可愛いリップ!元気でいられるのも北川犬猫病院という安心なホーム病院があるからです。先生方、スタッフの皆様、これからも宜しくお願いします。

最後に一つだけ、自慢話をさせてください!(親バカです) 未年の平成15年、ダスキンのCMに出演したのです(アイドル犬?) 本当は石川テディちゃんにきたCMのお話でしたが何故か・・・?小さいときから三度の飯よりもボール好きでボールに飛びつきまくったリップが合格しちゃいました(*^^*) ボール遊びをしながら綿埃だらけの羊に変身し、ソファーの下から出てくるCM(ご記憶の方いらっしゃるでしょうか?)すみません!自慢話でした~m(_ _)m

これからも何かにつけ、北川犬猫病院に駆け込みますからよろしくお願いしま~す!!


野口ロッキー 1997年12月生まれ M.ダックス ブラック・タン

写真:野口ロッキー

犬を飼うならダックスと決めて色々なペットショップを見て回り、やっと巡り会ったのがロッキーでした。自慢の子、我が家の王子様です。7~8歳の頃から時々耳をバタバタ振ったり後足で掻いたりするようになり、心配になって近くの病院へ連れて行きました。中耳炎と診断され、薬と週2回の通院を一年ほど続けましたがあまり治らず、ロッキーもすっかり病院を嫌がるようになってしまいました。

次第に耳から出血も見られるようになり、薬の量・注射の回数が増え、出血のひどい時は夜中に病院に駆け込んだこともありました。耳を振ると血が飛び散り、おまけに膿の臭いも加わってきました。家中タオルを敷き詰め、交換したタオルをハイターに浸けては洗濯、の大変な日々を送っていました。夜中でもロッキーが動くと耳当てのタオルを取り替えるため、私もあまり眠ることができませんでした。

2007年8月頃、左耳の後ろの腫れ物に気付き、それが少しずつ大きくなっていきました。レントゲン検査の結果、癌かもしれないので手術したほうがいいと勧められましたが、後遺症の可能性などを聞き不安で一杯になりました。悩んだ末お散歩友達の飼い主の方に相談したところ、一度別の病院に行って診察してもらうのもひとつの方法だ、と北川犬猫病院のことを調べて下さりました。

千葉県市川市から板橋区まで、藁をもすがる思いで車をとばしました。早苗先生の第一声は「わぁ、ひどいわこの臭い。こんな子初めてだわ。」耳鏡検査で左耳の中にカリフラワーのようなポリープが沢山あることが分かり、外科手術は最後の手段として、まずは洗浄をしばらく続けてみましょうということになりました。不安から少しずつ気持ちが楽になり、2ヶ月間洗浄を続けましたが、続いていた出血で耳の穴が塞がってしまい、とうとう外科手術を受けることに。

初めての入院だったので不安と心配で一杯でした。北川犬猫病院なら心配要らないという主人の言葉を信じ、帰ってくる日を待ちました。手術から一週間で退院、まずあの出血と膿から解放されたことが喜びでした。ロッキーの表情も変わり、家の中を駆け回って遊び・・・こんなロッキーは久し振りでした。その後、右耳にも少しあったポリープが急に大きくなり、こちらも2008年3月に手術することになりました。両耳の穴を塞いでしまったので音の問題が心配でしたがあまり気にならず、顔の表情も以前より若々しくなりました。 8ヶ月間近くの通院でしたが、いまは月に一回顔見せを兼ねた(?)定期チェックを受けるだけで済んでいます。ロッキーが病院の近くに来ると尻尾を扇風機のように振って喜んでいるのを見ると、早苗先生そしてスタッフの皆さんに感謝の気持ちを表しているように思えます。北川犬猫病院に出会えなかったら今でもどうなっていたか・・・、苦しい日々を過ごしていたか、もっと悪い結果になっていたかもしれません。早苗先生、諸先生方の献身的な治療、そして明るく優しい愛情を注いで接して下さったスタッフの皆さん、主人の言葉、すべてに感謝です。

追伸:耳の病気で心配していらっしゃる方へ一言
心配していらっしゃる前に一度足を運んではいかがでしょうか。アットホームで本当に信頼できる病院です。そしてかわいい愛犬といつまでも、一日も長く家族と一緒に過ごす日が続きますよう心からお祈りしております。

獣医師のコメント

ロッキーが初めて来院した時、左耳から生臭い血膿が噴き出していました。何がロッキーの耳に起きているのかしばらく把握ができませんでした。鶏の卵くらいのアポクリン腺腺腫が耳道を塞ぎ、腫瘍がザクロのように割れて血が出ていました。腫瘍ごと耳道を切除し耳を閉じましたが、反対の耳にも中耳炎と腫瘍が形成されていました。 肝臓が悪かったのですが、4回もの麻酔を乗り越え、ロッキーは元気になりました。これを支えたのは家族の根気と愛情、それに一年間千葉から車で送迎して下さったご近所の西川さんの友情です。

三枝早苗


症例写真:手術直前

症例写真:手術後 切除した耳道と腫瘍


手術直前の写真。左耳の付け根全体が盛り上がっている。

切除した耳道と腫瘍。アポクリン腺の良性腫瘍であった。


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